家電は日常生活で欠かせないものが多く、買い替えのタイミングを見逃さずに実行したいところです。
電子部品の寿命はおおよそ5年から10年と言われており、その頃には電気信号を正しく送受信する機能が損なわれて正しく動作しない現象が生じることがあります。
たとえ正しく動作していたとしてもスイッチを入れてからインバーターノイズなどの異音がすることがあれば故障の前兆で、早めの交換がおすすめです。
昨今では掃除機やドライヤーなどバッテリーを搭載してコードレスで利用できる便利な家電も増えていますが、ここで考えたいのがそのバッテリーの寿命です。
多くのリチウムイオンバッテリーはフル充電をしてから容量が0になるまでの放電を繰り返したと仮定した試算では、おおよそ1年半から2年が寿命だと言われています。
寿命が近づくと正しく満タンまで充電ができなかったり、残量があるのに突然電源が切れてしまう場合があります。
ここまで来るとますます使用時間が少なくなるばかりで、買い替えのタイミングと言えます。
最後に考えたいのがスペックの問題で、生活の質を保つことを重視するアプローチです。
多くの家電は年に数回モデルチェンジがあり、そのたびに便利な機能が追加されています。
もしもその機能があれば飛躍的に生活の質が上がり、現在所有している機種では物足りないと感じたら、それもまた寿命と言えます。